<< 2009年12月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

次期中国国家主席、天皇陛下に謁見

2009/12/16 01:41

 

中国はいけ好かない国ではあるが、現在の日本にとっても世界にとっても重要な国にあることは間違いない。

米国なども、胡錦涛が米国を訪問した時には国賓待遇をしなかったりするが(確か微妙な扱いでしたねえ)、実際は国賓待遇と変わりはしない。

オバマ大統領中国を訪問しても腑抜けな対応しかできなかったりする。

 

中国が日本にとっても重要な国であるのは確かで、基本的には国家副主席などが来日すれば天皇陛下が会見するのは通常のことで、「30日ルール」と言われてもそれが絶対と言うほどのものでもない。

天皇陛下の公務における多忙や健康を考えてのことというのは理解できるが、今回の習近平の来日の日程が他の公務との関係で天皇陛下に無理をさせるものかは判断しかねるし、最近のご体調が優れて健康かどうかは何とも言えないにせよ不良と言うほどでもなさそうだ。

現に普通に会見されにこやかに握手をされている。

 

確かに一応は文章で決められている(ようですね)ルールを守らないと、今後他の国が同様の要求をしてきた時にどう対応するのだという大きな禍根を残すことにはなるが、それ以外の点ではそれほど問題になるようなことではない。

 

宮内庁長官は、その立場として天皇陛下を守る?べきであろうから、苦言を呈するのが問題と言うほどではないが、確かに「記者会見まで開いて言うものではない」というのもその通りで、逆に「政治利用」の匂いがしないでもない。

 

そういったことは、個人的な感想は別として何とも判断しかねるが、一番不思議に思うのが中国側の態度だ。

天皇陛下との会見を強く求めてきたと知った時には、天皇陛下に対して何かとんでもない発言でもするのではないかと危惧したが、至って普通に会見は終わったようだ。

 

中国の今までの天皇陛下に対する先の戦争に関する発言や、少なくとも表向きの共産党政権ということからすると、天皇陛下は受け入れ難い存在であろうから、わざと天皇陛下と会見しないで済むように「30日ルール」逆手にとっても良さそうなものなのに、謁見してくれるとはどういう風の吹き回しだろう。

 

ノコノコと無理矢理にお願いしてきて謁見してくれたのだから、日本としては大々的に宣伝に使うのが良策だと思うのだがどうだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 天皇陛下と習近平・中国国家副主席との会見を首相官邸側が「30日ルール」を破って実現した問題で、民主党小沢一郎幹事長は15日、都内のホテルで開いた自身の政治資金パーティーで、「天皇陛下の政治利用」についての懸念を表明した羽毛田信吾宮内庁長官を改めて強く批判した。

関連記事

記事本文の続き こ の中で、小沢氏は、「内閣が決めたことを一官僚が記者会見まで開いて言うものではない。言うのなら、辞めてから言うべきだ」とした上で、「自分の信念は間 違っていない。(羽毛田氏らは)政権交代して政治主導になったことに頭が切り替わっていない」と述べた。

 この問題に関連して、宮内庁などに計1千件以上の電子メールが寄せられている。会見実現までの鳩山政権側の動きを疑問視する意見が 目立ち、おおむね羽毛田長官の立場や発言を支持する内容という。

 メールは宮内庁のホームページ(HP)のほか、各府省の行政情報をまとめたインターネットのサイト「電子政府の総合窓口」(イーガブ)などに届いている。

 宮内庁によると、会見の日程が明らかになった直後の12、13両日を中心に多数のメールが寄せられた。電話で も意見が寄せられているという。

 一方、民主党にも同様に国民の声が寄せられている。ただ、「国民から通常よりも多く声が寄せられているが賛否があ る。数えてはいない」(事務局関係者)としている。

カテゴリ: 事件です  > 事件    フォルダ: 指定なし

コメント(4)  |  トラックバック(0)

 
このブログエントリのトラックバック用URL:

http://hilco.iza.ne.jp/blog/trackback/1369928

コメント(4)

コメントを書く場合はログインしてください。

 

2009/12/16 04:53

Commented by Tom さん

TBありがとうございます。
小沢氏は第7艦隊発言あたりからヒラリー訪日の際には彼女に合わない、キリスト教は排他的、日中の人類史上の関係発言などは中国寄りの発言で,日中の互譲関係との発言などは日本の一方的な譲歩でしかないだろうと思ってました。
中国が他国に譲歩したのは中国史上中国の敗戦以外にありません。

天皇の立場は日本人の象徴として政治的ではなく天皇の意思を尊重したどの国家の代表とも儀式に法り、別け隔てなくお迎えするが本来の姿らしいです。

今回はルールはさておき政府からは「中国は大事お客さん」「習副主席は時期の主席で大事なお方」とが理由になっているようです。
一度この理由が通りますと他国からのお客さんをたとえ健康の理由で断わっても相手は軽く見られたの禍根を残しかねないので「2度としてくれるな」との言葉になったようです。

>謁見してくれるとはどういう風の吹き回しだろう。

「陛下の行為は、国民が選んだ内閣の助言と承認で行われるんだ、すべて」これは小沢氏の言葉です。
乱暴な説明とすぐに分かりますが波風を立てないようにと恐らく天から鶴の一言が出たと思います。

>ノコノコと無理矢理にお願いしてきて謁見してくれたのだから、日本としては大々的に宣伝に使うのが良策だと思うのだがどうだろう。

これは恥じるべき浅慮と失礼ながら申し上げます。
大々的に使おうとしているのは中国でしょう。
そのうちニュースになると思いますからその時私が言おうとするところがお分かりなると思います。



 
 

2009/12/16 16:59

Commented by hilco さん

To ..... tomtomさん

>「陛下の行為は、国民が選んだ内閣の助言と承認で行われるんだ、すべて」これは小沢氏の言葉です。
>乱暴な説明とすぐに分かりますが波風を立てないようにと恐らく天から鶴の一言が出たと思います。

宮内庁は苦しい決断をされたのだと思います。抵抗しつつも最終的には無理な要求を呑んで会見を決められてわけで、小沢氏の民主主義がどうだとかの批判は的外れでしょう。

>これは恥じるべき浅慮と失礼ながら申し上げます。
>大々的に使おうとしているのは中国でしょう。
>そのうちニュースになると思いますからその時私が言おうとするところがお分かりなると思います。

当然、中国は宣伝などに使うだろうと思っています。
だからこそ、先手を打って対応すべきでないかと思うのです。
もはや、無理やりに会見を行ったことは覆せません。だからって中国のいいようにされていたのでは馬鹿らしい。

私は謁見と書きましたが、まさか中国は謁見だなどとは思っていないはず(むしろ逆のことを考えていそうです)。
無理やりにセッティングさせたわけですが、結局ごく普通に会見したようなので皮肉をこめて小さいながらもパンチを出したつもりです。まるで謁見しに来たみたいじゃないかい、って。共産主義だとか言いながら、結局は中国などと違って正当なる長い歴史のある権威には弱いのですかね、って。
心の広い天皇陛下は、失礼なヤツにも笑顔で”謁見”される余裕があるのです、とね。

tomtomさんの上げられたエントリのように、中国が色々言う前に小さなジャブくらいは出しておきたいなということです。

 
 

2009/12/17 09:05

Commented by Tom さん

なるほどご説明を伺ってご趣旨が初めて分かりました。
しかし,これは日本政府の判断で決定された事と海外の日本の事情通はすでに知っていることと思います。

そして,小沢氏は天皇と日本国民に対して傲慢な態度で応じたと日本の多くの国民は思っている,と報道されることと思います。
これは特に中国のある層は小沢氏・民主党政権に喝采をあたえるのは目にみえています。
それなのに、

>日本としては大々的に宣伝に使うのが良策だと思うのだがどうだろう。

としたとすれば小沢氏の思惑どおりになるだろうとの考えを持ちました。

それにしても小沢氏は何故強引に辞任してから反対意見を述べろとのキツイ言葉を吐いたのか?
その意図はどこにあるのか、hilcoさんはどう思われますか?

 
 

2009/12/17 18:08

Commented by hilco さん

To ..... tomtomさん

>なるほどご説明を伺ってご趣旨が初めて分かりました。

拙い文書のために分かりにくくて申し訳ないです。
誤解を招く書き方かなとは思ったのですが、いつも”ながら族”でワ~ッと書いちゃうもんで、「まあいいか」で済ましてしまうことが多いです。以後気をつけ・・・られるかなあ・・・。

>そして,小沢氏は天皇と日本国民に対して傲慢な態度で応じたと日本の多くの国民は思っている,と報道されることと思います。
>これは特に中国のある層は小沢氏・民主党政権に喝采をあたえるのは目にみえています。
>それなのに、

それなんですよね。それが問題で、中国は少なくとも中国の国内的には習近平が日本政府を動かして天皇陛下と会見したとくるでしょうね(もうしてますか)。
しかし、一小市民の身で何ができるわけでもなく、ブログでちっちゃな一刺しくらいはできないかなと、中国を小馬鹿にしてみたというところです。

>それにしても小沢氏は何故強引に辞任してから反対意見を述べろとのキツイ言葉を吐いたのか?
>その意図はどこにあるのか、hilcoさんはどう思われますか?

小沢氏というのは、本当に真意が見えにくい政治家です。
民主党政権にいたるまでの動きを見ても、いったい何を目指しているのか分からないことが多々ありました。
でも結局政権交代をなしたわけですから、その凄腕はある意味評価しています(実際の政策運営とは別です)。
まあ実は大して何も考えていなくて、裏から手を廻すことを続けていたら自民党の失態やらでうまくめぐってきて政権交代という見方もできますから、せっかく中国から意気揚々と帰ってきたら批判されたので頭にきてキツイ言葉を吐いただけにも見えます。
そのあたりが正解かもしれませんね。

今の政治家は言葉が軽すぎるなかで、小沢氏は比較的言葉を選んでいるように感じていたので、そうだとするとガッカリですが。

 
 
トラックバック(0)